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	<title>コラム | 株式会社マイダスコーポレーション</title>
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	<title>コラム | 株式会社マイダスコーポレーション</title>
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		<title>工具のはなし</title>
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		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 Jan 2010 13:35:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>「工具」は実に多種多様である。ここでは、取っ掛かりに、動力源での分類を試みよう。 先ずは、手動工具であろう。動力は、謂わずと知れた人力である。大概の工具はこの分類に入ってしまうだろうが、工具の性質上、致し方あるまい。 次 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>「工具」は実に多種多様である。<br>ここでは、取っ掛かりに、動力源での分類を試みよう。</p>



<p>先ずは、手動工具であろう。<br>動力は、謂わずと知れた人力である。<br>大概の工具はこの分類に入ってしまうだろうが、工具の性質上、致し方あるまい。</p>



<p>次に、電動工具がある。<br>動力は電気で、コンセントに差し込んで使用するものもあれば、<br>充電したバッテリーを搭載して、コードレスで使用するものもある。<br>よく建設現場で耳にする「インパクト」は、<br>インパクトドライバーやインパクトレンチ等で、<br>ボルトを締め込む為の工具であるドライバーやレンチを電動にしたものである。</p>



<p>他には、エアツールと呼ばれる空気圧を動力源とする工具や、<br>大きな力を必要とする時に用いられる油圧工具等も存在する。<br>工場等では、天井にエアツール用の配管があり、<br>先端のアタッチメントを取り替える事により、色んな作業が出来る様になっている。</p>



<p>電動を筆頭に、人力以外の動力を用いれば、<br>楽で、作業効率もアップし、ある程度の品質維持にもなる。<br>実に便利な世の中になったものだが、<br>パワーが大きい分、扱いを間違うと大惨事に成りかねないので、注意したい。</p>



<p>閑話休題</p>



<p>皆さんは、手動工具と云うと何を思い浮かべるだろうか？<br>スパナ、金鎚、六角レンチ、塩ビカッター等々々々……。<br>携わっている職業によって、色々だと思うが、<br>私は小さい頃に見た大工さんの道具を思い浮かべてしまう。<br>鋸（ノコギリ）、鉋（カンナ）、指金（サシガネ）、墨壺（スミツボ）……。</p>



<p>腕のいい大工さんの道具は、きれいに手入れされており、いいものだ。</p>



<p>ノコギリは、誰もが知っている切る為の道具で、片刃と両刃があり、<br>木材によって使い分けたり、木目によって使い分けたりするそうだ。<br>ちなみに、<br>日本のノコギリは、手前に引くと切れるようになっており、<br>西洋のノコギリは、押すと切れるように作られている。<br>その為、日本のノコギリはそう力を必要としないが、<br>西洋のノコギリは力が必要で、ノコギリ自体の強度上、分厚く作られている。</p>



<p>カンナは、最近あまり見なくなったが、表面を削って加工する為の道具である。<br>台鉋（ダイガンナ）は、四角い木の中に刃を埋め込んだ様な形状で、<br>下面から刃を出して、木材にあてがい、表面を平らに削るものである。<br>片目で睨みながら、カンナの尻を槌で叩く大工さんの姿は、実に格好良いものだ。<br>古くは槍鉋（ヤリガンナ）で、柄の先に刃を取り付けた道具で、<br>用途は同じだが、使いこなすには、ダイカンナ以上に熟練を要したそうだ。</p>



<p>サシガネは、Ｌ字型になった平らな金属性のもので、裏表に目盛がつけられている。<br>この表の目盛は尺貫法の１寸になっており、現在はメートル法になっているそうだ。<br>裏の目盛には、平方根や円周率を掛けたものが刻まれている。<br>これで、正確な４５度を作ったり、<br>角材から切り出す際の最大の丸材の直径を算出したり、<br>丸材の円周を計測したりする事が出来るそうだ。<br>実に何役もこなす優れた道具である。<br>ちなみに、「いったい誰のサシガネだ？」等と云う、悪役のお馴染みのこの台詞。<br>昔、大工の棟梁がサシガネを手に持ち、あれをやれ、これをやれと、<br>指示していたところから、裏で手を引くものの事をこう言うとされている。</p>



<p>スミツボは、真っ直ぐに線を引く道具で、<br>本体に墨を溜める穴が彫り込まれており、そこに綿を入れ墨を染込ませてあり、<br>糸を巻き取る糸車があり、糸は先端に針が付けられている。<br>木製で精巧な彫刻の装飾が施され、それだけでも素晴らしい工芸品である。<br>現在はプラスチック製のものや、墨を使わないチョークと呼ばれるものもある。</p>



<p>幼い頃、近所で家を建てていた大工さんを飽きもせずに眺めていた。<br>長い材木を寝かせて、<br>カンナをかけたり、墨を打ったり、鑿（ノミ）で穴を刳ったりしていた。<br>その内に大工さんと仲良くなって、端切れで積木を作ってくれた。<br>その大工さんのスミツボは、大きくて、精緻な龍が彫刻された立派なものだった。<br>欲しいと言って駄々を捏ねたら、翌日、使っていないからと、<br>尻尾の大きな亀が彫刻された小ぶりのスミツボを持って来てくれた。<br>小ぶりとはいえ木製で、子供にはズッシリとくる重みと質感だった。</p>



<p>あのスミツボはどこにいってしまったのだろうか……。</p>The post <a href="https://midas-corporation.com/%e5%b7%a5%e5%85%b7%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%97/">工具のはなし</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></content:encoded>
					
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		<title>絵画のはなし（浮世絵篇）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 10 Nov 2009 13:42:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>浮世絵とは、今日では主に多色多版刷りの江戸期の版画を思い浮かべるが、肉筆画の傑作もある。切手収集を一度でも経験された方なら、菱川師宣（ひしかわ　もろのぶ）の「見返り美人」は、ご存知だろう。この作品は、肉筆画である。肉筆画 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>浮世絵とは、<br>今日では主に多色多版刷りの江戸期の版画を思い浮かべるが、肉筆画の傑作もある。<br>切手収集を一度でも経験された方なら、<br>菱川師宣（ひしかわ　もろのぶ）の「見返り美人」は、ご存知だろう。<br>この作品は、肉筆画である。<br>肉筆画はその性質上、二つと同じものはなく、版画とは大きく違う処である。</p>



<p>版画の浮世絵は分業制で、<br>絵師が下絵を描き、彫師が板を彫り、摺師がその板に色を置き、紙に転写するのだ。</p>



<p>円熟期になると、絵師の作品をよりよく表現しようと、<br>多くの色を使用するようになり、それによって板が増え、多色多版になった。<br>現在、絵師の名前しか残っていないが、<br>浮世絵版画を支えた名も無き職人達の技の結晶である。<br>優れた彫師になると、１ミリの中に３本の線を彫る「毛割り」と云う究極の技法を使用した。<br>主に女性の髪の毛を細密に表現する技法である。<br>１ミリの中に３本の線を描くのも大変なのに、<br>それを木の板に彫ると云うのだから、神業である。</p>



<p>また、摺師も凄い。<br>多色多版になると何度も同じ紙に色と板を換えて摺らねばならないが、<br>色を正確な位置に摺れるのだ。<br>版画をやった事のある方ならおわかりだと思うが、<br>一度板から外したものを再度きっちりと合わせて摺ると云うのは、至難の業である。</p>



<p>浮世絵を語る上で、絵師、彫師、摺師ともう二つ、<br>ふれなければならない項目がある。</p>



<p>一つは、版元である。<br>現在で云う出版社みたいなもので、<br>お抱えの絵師や彫師、摺師を持ち、企画を考えて作品を作らせ、店先で販売した。<br>蔦谷重三郎（つたや　じゅうざぶろう）は有名であろう。<br>某レンタルビデオ店が、その名前にあやかって使用している。</p>



<p>そして、ふれなければならない項目のもう一つは、春画（しゅんが）である。<br>春画とは、枕絵（まくらえ）とも呼ばれる浮世絵の一つのジャンルで、<br>性風俗を題材にしたものである。<br>初期浮世絵の肉筆の春画は、１点物である為、非常に高価で、<br>名家のお嬢様の嫁入り道具の一つとされた時代もあったそうだ。</p>



<p>春画の需要は多かったらしく、浮世絵全盛の江戸中期の版画時代では、<br>肉筆画程高価ではなくなった為と、好色本等と上手く結びつき、より隆盛を極めた。<br>名立たる絵師達が手掛け、極彩色の超豪華版で、<br>普通の浮世絵では考えられない設え（しつらえ）の作品群である。</p>



<p>内容が内容だけに、当時でも発禁になる事があったらしく、<br>表立って発売せず秘密裏に売買されていた為に、<br>幕府の取締りを気にせずに、贅を凝らし、思うが侭に作れたのだろう。<br>絵師もさること乍、彫師、摺師の技巧も超一級品で、<br>当代最高の技術の集大成である。<br>近年、その芸術性の高さから、益々評価は上がる一方である。</p>



<p>少し駆け足になるが、好きな絵師紹介をしておこう。</p>



<p>歌川広重（うたがわ　ひろしげ）<br>ゴッホの紹介部分にも出て来たが「名所江戸百景」や、<br>「東海道五十三次」等で有名な絵師である。<br>先の菱川師宣「見返り美人」との切手繋がりで云えば、<br>「月に雁」も高価な切手であるが、原画は広重作である。<br>よく安藤広重（あんどう　ひろしげ）と呼ばれるが、安藤と云う苗字は生家の本名で、<br>絵師として呼ぶ場合は歌川広重である。</p>



<p>葛飾北斎（かつしか　ほくさい）<br>今更私がここに名を取り上げるまでもない日本絵画史上の天才の筆頭であり、<br>知らぬ人は恐らくいないであろう。<br>「富嶽三十六景」は代表作で、<br>特に「凱風快晴」は、「赤富士」の名で親しまれている。</p>



<p>私は小学生の頃、富士山に登った経験があるのだが、<br>富士の土の色が北斎の「赤富士」と同じだったので、<br>凄く感動したのを今でも覚えている。</p>



<p>「百物語」や「北斎漫画」も有名で、どれを代表作と言ってもおかしくない出来栄えだ。<br>画号を次々にかえた事でも有名で、<br>「画狂老人」や「卍（まんじ）」等、洒落っ気もあり楽しい。</p>



<p>北斎紹介の最後に好きなエピソードを一つ。<br>北斎は９０歳と云う長寿でこの世を去ったが、<br>臨終の際、「後、５年生きれたなら、本物の画工になれたのに」と言ったそうだ。</p>



<p>もう十分本物の画工であったと思うのだが、<br>それでもまだ絵に対する探究心を忘れなかった謙虚さと執念に脱帽である。<br>私もこう在りたいものである。</p>



<p>東洲斎写楽（とうしゅうさい　しゃらく）<br>北斎に並び有名な浮世絵師である。<br>特に初期の「大首絵」は、誰もが目にしている作品であろう。<br>「三世大谷鬼次の奴江戸兵衛」、「市川蝦蔵の竹村定之進」は、<br>強烈なインパクトで目に焼きついている。</p>



<p>謎の絵師と呼ばれる写楽は、１０ヶ月間活躍したのみで、忽然と姿を消した。<br>しかもその内の第１期と呼ばれる短い期間に発表した「大首絵」２８枚が、<br>傑作とされている。</p>



<p>「大首絵」はどれも歌舞伎の役者絵で、本来なら実物よりも美麗に描くべき作品だ。<br>それを写楽は、役者の特徴を忠実に、または少し誇張して、時には醜悪に描いた。<br>役者からの評判はあまり良くなく、<br>ブロマイドとしての売れ行きも芳しくなかったようである。</p>



<p>無名の新人絵師に雲母摺り（きらずり）の大判を、<br>しかも誰も喜ばない作品を作らせた蔦谷重三郎の思惑は、どこにあったのか。<br>その為「写楽別人説」が昔から取沙汰されている。</p>



<p>蔦谷が無名の新人絵師に、豪華な設えの大判を許可するはずがない。<br>そこまでするのは、<br>有名なお抱えの人気絵師や戯作者が変名で作品を発表したからだと云うのである。<br>絵師では、北斎や喜多川歌麿（きたがわ　うたまろ）、<br>戯作者の十返舎一九（じゅっぺんしゃ　いっく）等が候補に挙がっている。</p>



<p>非常に興味深い謎である。<br>写楽は誰なのか？　どこに消えたのか？　真相は闇の中だ……。</p>The post <a href="https://midas-corporation.com/%e7%b5%b5%e7%94%bb%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%97%ef%bc%88%e6%b5%ae%e4%b8%96%e7%b5%b5%e7%af%87%ef%bc%89/">絵画のはなし（浮世絵篇）</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></content:encoded>
					
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		<title>絵画のはなし（西洋画篇）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 28 Sep 2009 14:12:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>前出の日本画篇と対を成す西洋画篇である。 西洋画も日本画と同様、実に奥深いものである。西洋画と云えばすぐに油絵（油彩）を思い浮かべてしまうが、それは間違いではなかろう。 今日、画材店に行けば色んな種類の油絵具を入手出来る [&#8230;]</p>
The post <a href="https://midas-corporation.com/%e7%b5%b5%e7%94%bb%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%97%ef%bc%88%e8%a5%bf%e6%b4%8b%e7%94%bb%e7%af%87%ef%bc%89/">絵画のはなし（西洋画篇）</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>前出の日本画篇と対を成す西洋画篇である。</p>



<p>西洋画も日本画と同様、実に奥深いものである。<br>西洋画と云えばすぐに油絵（油彩）を思い浮かべてしまうが、<br>それは間違いではなかろう。</p>



<p>今日、画材店に行けば色んな種類の油絵具を入手出来るし、<br>それを溶くオイルも容易に手に入る。<br>ターペンタイン、リンシード、ポピー等の用途に合わせたものを選択出来る。<br>キャンバスも豊富で、小品用から大作用まで、<br>あらゆる号数のものが市販されている。</p>



<p>日本画篇でも私の愛して止まない画家達を紹介させて頂いたので、<br>ここでも紹介させて頂こう。</p>



<p>先ずはルネサンス期から、二巨匠。<br>筆頭はレオナルド・ダ・ヴィンチ。<br>「最後の晩餐」は某映画でも話題になったが、<br>それを勘定に入れずとも、名作中の名作であろう。<br>ダ・ヴィンチは未完作品が多いが、この作品は完成した少ない絵画の一つである。<br>ただ、ここでもダ・ヴィンチの好奇心と研究心が災いし、<br>壁画であるにも関わらずテンペラ画として描いた為、<br>劣化が酷く絵具が剥離してしまっているのが残念でならない。<br>テンペラ画とは、卵を用いた画法であり、本来は壁画に用いる画法ではない。<br>「モナ・リザ」はここで紹介するのが憚れる程の、<br>知らぬ者等居ないであろう名作である。<br>よって、一つだけ面白いエピソードを添えておくに留めよう。<br>現在よりもっと大きな作品であったが、<br>ナポレオンが額縁に収まらないからと、左右を切ってしまったらしい。</p>



<p>次は、ミケランジェロ。<br>「最後の審判」は超大作でしかも超名作であろう。<br>ダ・ヴィンチと違い、<br>ミケランジェロが正当な技法を用いて完成させた天井フレスコ画である。<br>フレスコ画とは、漆喰（しっくい）が乾燥しない内に顔料を入れる画法で、<br>失敗は許されない。高度な技術と計画性が必要である。<br>ミケランジェロは画家としても優れていたが、<br>彫刻家としても天才的で、「ピエタ」と「ダビデ」は傑作である。</p>



<p>どうしても紹介しておきたいのは、<br>あまり取り上げられる事はないのだが、私の大好きな西洋画家の一人、<br>ヒエロニムス・ボスである。<br>オランダ（当時はネーデルラントと云われていた）の画家で、<br>代表作は、祭壇画「快楽の園」である。<br>三面に現世・天国・地獄をそれぞれ描いているのだが、<br>幻想と奇想の宝庫で、画集をいくら見ていても飽きない。</p>



<p>お次はジャン・フランソワ・ミレー。<br>フランスの画家で、「種まく人」は、<br>読書好きには馴染み深い出版社の岩波書店のマークになった名作である。<br>他に「落穂拾い」、「晩鐘」、「羊飼いの少女」等、<br>農民を愛情を込めて描いた傑作揃いである。</p>



<p>ピーテル・ブリューゲル。<br>フランドルの画家で、彼も多くの農民達を描いた先駆者的存在である。<br>しかもそれだけに留まらず、その作品に様々な諺や寓意を込め描いた。<br>代表作には「バベルの塔」があるが、<br>私は「盲目の寓話」と云う作品を見て、衝撃を受けた。<br>遠景に教会を配し、近景には黒く大きな亀裂があり、<br>そこに杖をついた盲目の人達が手を取り合い、<br>歩んで向かっていると云う皮肉な作品である。<br>（確か聖書の一節がモチーフだと読んだ事がある）<br>小学生の時にこの絵画を美術書で見て以来、その絵が脳裏を離れない。<br>私にとっての原体験的絵画である。</p>



<p>レンブラント。<br>オランダの画家で、代表作は「夜警」であろうか。<br>題は夜の出来事を思わせるが、実は昼の場面を描いているそうである。<br>画面が暗く描かれている為にこの題がついたそうだ。<br>「自画像」を多く描いた画家としても有名であるが、<br>中でも晩年の自画像は、一度は目にした事がおありだろう。<br>暗い背景に浮かび上がる年老いた自画像で、<br>光の画家の名に相応しく、光線を効果的に取り入れた作品である。<br>ちなみに、雲間から神々しく差す光を「天使の梯子」と云うが、<br>別名は「レンブラント光線」である。</p>



<p>印象派の画家達も大好きであるが、紙幅の都合で割愛させて頂いて、<br>次にはポスト印象派<br>（私の時代には「後期印象派」と習ったものだが、現在ではこう呼ぶらしい）<br>の二人を紹介しよう。</p>



<p>ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。（オランダ）<br>西洋画家中で最も好きだと云っても過言ではない。<br>「ひまわり」の連作は、オークションで高額をマークしたが、<br>そんなエピソードは副次的なもので、兎も角、あの絵が大好きである。<br>あの黄色は、ゴッホの全ての才能を現しているのだ。</p>



<p>ミレーの「種まく人」は、ゴッホが模写した事でも有名であるが、<br>ゴッホの作品は明るい色使いで、模写を超えた作品へと昇華されている。<br>ゴッホは日本の浮世絵に大きく影響された事でも有名であり、<br>広重「名所江戸百景」の「亀戸梅屋鋪」と「大はしあたけの夕立」を<br>模写した作品が残っているが、これも模写を超えた名作である。</p>



<p>有名な耳切り事件等、衝撃的な話にも事欠かないが、天才の性（さが）なのだろう。<br>ゴッホの話だけで、いくらでも書けてしまいそうだが、これくらいにしておこう。</p>



<p>ポール・ゴーギャン。（フランス）<br>ゴッホの友人であり（後に意見の違いで決別する事になる）、<br>あの「ひまわり」を贈られた人物である。<br>ゴッホと決別後、失意の中でタヒチに渡り、独特な画風を手に入れた。<br>タヒチの画材に乏しい状況下で、<br>絵具を節約する為にキャンバスに薄く塗られたあの画風は、<br>皮肉にも画家の持ち味となった。<br>また、これも皮肉な事だが、ゴッホの厚塗りと正反対で、<br>何とも形容の出来ないある意思を感じずには居れないのである。<br>「われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか」<br>は、ゴーギャンが遺書代わりに描いたと云う傑作である。<br>大作ではないが「赤い花と乳房」と云う作品が私は大好きだ。<br>タヒチの女性を描いているのだが、実に美しく、名品である。</p>



<p>グスタフ・クリムト。（オーストリア）<br>クリムトは、絢爛豪華な壁画を多く描いたが、有名なのはやはり「接吻」であろう。<br>日本の琳派の影響もあるとされる画家で、<br>退廃的な画風と金箔の多用を見事に駆使した天才である。<br>「ベートーベン・フリーズ」は壁画で、<br>ベートーベンの第九交響曲を素材に作成された。<br>壁面にそれぞれ第一楽章から歓喜の歌の第四楽章まで、<br>完璧に謳い上げた傑作である。</p>



<p>エゴン・シーレ。（オーストリア）<br>クリムトの友人で、クリムトの絢爛豪華さの対極に位置する画風の画家である。<br>クリムトが自画像を殆んど残さなかったのに反して、<br>シーレは無数の自画像を残した。<br>自画像も素晴らしいが、<br>私は特に「黒髪の少女」と云う作品が好きなのだが、<br>百聞は一見に如かずで、機会があれば、是非ご覧頂きたい作品である。</p>



<p>アメデオ・モディリアーニ（イタリア）の肖像画群も素晴らしい。</p>



<p>好きな画家達の紹介となると切がないのだが、後二人だけ。</p>



<p>やはりパブロ・ピカソ（スペイン）に触れない訳にはいかないだろう。<br>「ゲルニカ」は有名だが、キュビスム以前の「青の時代」のピカソが大好きである。</p>



<p>サルバドール・ダリ。（スペイン）<br>シュールレアリスムの権化と云ってもいいだろう。<br>数多くの奇行でも知られているが、本当はすごく常識人だったと云われている。<br>そのパフォーマンスも彼の芸術作品の一つなのだろう。<br>ピカソは天然の天才で、ダリは人工の天才である。<br>「記憶の固執」は、彼の代表作であろう。<br>時計が溶けた様にダラリとしている絵である。<br>私の一押しは、「十字架の聖ヨハネのキリスト」と云う作品で、<br>何とキリストを上から見下ろした構図になっているのだ。</p>



<p>芸術の秋。<br>久しぶりに美術館へでも行こうか。</p>The post <a href="https://midas-corporation.com/%e7%b5%b5%e7%94%bb%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%97%ef%bc%88%e8%a5%bf%e6%b4%8b%e7%94%bb%e7%af%87%ef%bc%89/">絵画のはなし（西洋画篇）</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></content:encoded>
					
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		<title>草花の話</title>
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		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 15 Sep 2009 14:08:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>草花とは、主に観賞用に育てられた草や花や木の事で、野生の、人の手の入っていない植物は、山野草と呼んだ。 こんな言葉の使い分けが存在する程、日本人は植物を愛してきた。 品の良い深い群青の釉がかかった鉢植えの、丹精込められた [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>草花とは、主に観賞用に育てられた草や花や木の事で、<br>野生の、人の手の入っていない植物は、山野草と呼んだ。</p>



<p>こんな言葉の使い分けが存在する程、日本人は植物を愛してきた。</p>



<p>品の良い深い群青の釉がかかった鉢植えの、<br>丹精込められた一輪の黄色い大菊は、実に美しいものだ。</p>



<p>盆栽も見事で、松、梅、桜、楓等、<br>本来は大きな木であるそれらを小さな鉢の中に写して凝縮させた小宇宙である。</p>



<p>それら人工的自然美に対して、野趣のある山野草もよく、<br>まさに人の成しえない自然界の絶対的美がある。</p>



<p>四季毎に移ろう景観を愛でる心をずっと持っていたいものである。</p>



<p>草花で美と云えば、<br>「立てば芍薬（シャクヤク）、坐れば牡丹（ボタン）、歩く姿は百合（ユリ）の花」<br>なんて言葉を思い出す。</p>



<p>これは見目麗しい女性を言った慣用句であろうが、<br>昨今、こんな女性は先ずお目にかかれない。<br>如何にも日本的な色白の和装美人を連想するが、既に絶滅危惧種であろう。</p>



<p>髪を茶色く染め、肌は小麦色で、矢鱈と露出の多い女性の如何に多い事か……。<br>しかし、それはそれで、これがまたある種の趣があるにはある。<br>（嫌いではないんだなぁ）</p>



<p>「いずれが菖蒲（アヤメ）か杜若（カキツバタ）」と言ったところであろう。<br>（いやぁ、実に上手いこと言えたなあ）</p>



<p>この慣用句は、どちらも素晴らしく甲乙付け難いと云う意味であるが、<br>一方、どちらも似ていて判別出来ずに紛らわしいと云う意味もある。</p>



<p>確かに、菖蒲（アヤメ）も杜若（カキツバタ）も似ていて判然としない。<br>どちらも美しい花で、形もよく似ており、色も紫のものは区別が付かない。</p>



<p>また、「菖蒲」を「アヤメ」と読んだり「ショウブ」と読んだりと、<br>益々ややこしい話になるのだ。</p>



<p>花菖蒲（ハナショウブ）と云うのもあるが、<br>これもアヤメやカキツバタとは違う植物である。</p>



<p>ちなみに端午の節句に入る菖蒲湯の菖蒲（ショウブ）は、<br>サトイモ科の植物で、可憐な花を咲かせないまったく別物である。</p>



<p>アヤメと云えば（っと、連想ゲームみたいになっているが）、花札が浮かぶ。</p>



<p>花札は日本の四季を巧みに取り入れて上手く纏め上げられた遊具である。<br>一月は松、二月は梅、三月は桜、四月が藤、五月が菖蒲で、六月に牡丹、<br>七月は萩、八月は芒（ススキ）、九月は菊、十月は紅葉（モミジ）、<br>十一月は柳で、十二月が桐と十二箇月の花々が散りばめられていて、<br>そのそれぞれの札自体に描かれたデザインは洗練されていて、<br>トランプのようなシンプルさとは真逆の美しさだ。</p>



<p>十二箇月にそれぞれ四枚の札があり、１２×４＝４８枚で構成される。<br>各札には点数が割り振られ、２０点、１０点、５点、１点と４種類ある。<br>十月の紅葉の１０点札には、もみじと鹿が描かれているが、<br>その鹿がそっぽを向いているところから、<br>無視する事、知らんぷりをする事を意味する「しかと」と云う言葉の語源になった。</p>



<p>近頃は、正月に家族で花札を楽しむなんてないのだろうか。<br>なかなか、面白いものである。</p>



<p>最後に少し草花の真面目な話を……。</p>



<p>京都の龍安寺には、侘助（わびすけ）と云う名の椿（ツバキ）がある。<br>龍安寺の石庭はあまりにも有名で、枯山水の傑作だろう。<br>その庭を左手に見ながら廊下を進み、右に曲がると、<br>これまた有名な「吾唯足知」（われ、ただ、たるをしる）の蹲（つくばい）があり<br>（但し、そこにある一般公開しているものは複製で、本物ではない）、<br>その横にひっそりと侘助椿（わびすけつばき）がある。</p>



<p>そのネーミング（椿の品種の名前である）も好きなのだが、<br>少し薄暗い寂れたその場の雰囲気と、侘助の佇（たたず）まいがたまらなく好い。</p>



<p>龍安寺はとても人気のあるお寺で、<br>観光スポットにもなっているので、土日ともなれば観光客で賑わい、<br>残念ながら、ゆっくりと風情を味わうような雰囲気ではない。</p>



<p>私は学生の頃、ひとりで平日の雨の日を選んでよく行った。<br>（勿論、学校は休んでだが……）</p>



<p>雨に泥む（なずむ）古刹のしっとりとした佇まい。<br>冬の古都の身を切る張詰めた空気。<br>文庫本を片手に、石庭や侘助を眺めながら、贅沢な時を過ごしたものだ。</p>



<p>侘助椿は、寒さ厳しい二月から三月が見頃である。</p>The post <a href="https://midas-corporation.com/%e8%8d%89%e8%8a%b1%e3%81%ae%e8%a9%b1/">草花の話</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></content:encoded>
					
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		<title>木材の話</title>
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		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 03 Sep 2009 14:33:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>建築に於いて、木材は取分け重要なファクターである。 奈良、斑鳩（いかるが）の法隆寺は、世界最古の木造建築であるが、もしも使用されていた木材がヒノキでなければ、現在にその姿をとどめていたかどうかは疑問である。 法隆寺の宝物 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>建築に於いて、木材は取分け重要なファクターである。</p>



<p>奈良、斑鳩（いかるが）の法隆寺は、世界最古の木造建築であるが、<br>もしも使用されていた木材がヒノキでなければ、<br>現在にその姿をとどめていたかどうかは疑問である。</p>



<p>法隆寺の宝物として有名な「玉虫厨子（たまむしのずし）」もヒノキ製で、<br>右側面に「捨身飼虎図（しゃしんしこず）」が細工されている。<br>これは釈迦が前世に、<br>飢えた虎にその身を投げ与えたと云う話を図像化したもので、<br>崖の上で衣服を脱ぎ、崖下に身を投げ、虎の足元に横たわる姿が、<br>ひとつの空間に同時に描かれている。</p>



<p>我々が動きのある計画図を描く手法そのもので、<br>玉虫厨子を見てそんな事を考える自分が少し厭な気もするこの頃である。</p>



<p>ヒノキ（檜）は、日本を代表する木材であろう。<br>高級建築材の筆頭で、加工性の良さ、強度、狂いの少ない超優良材である。<br>その上、独特の香りがある。ヒノキの名の由来は、「火の木」、<br>火をおこす際に使用したところからだそうだ。</p>



<p>アスナロ（翌檜）は、ヒノキによく似ているが、少し大作りで、<br>ヒノキの次点の地位である。<br>しかし、平泉の中尊寺は翌檜を建材として使用していることでも有名である。<br>樹皮は火縄によく利用された。<br>名前の由来は、まさに「明日は檜になろう」と云う事で名付けられた。<br>この話、少し身につまされる思いがするのは何故だろうか……。<br>しかし、考えてみれば余計なお世話である。<br>アスナロは、何もヒノキになりたくはないのであるから。</p>



<p>サクラ（桜）は、説明の不要な程、我国の生活に密着した花木であろう。<br>春の花見は、何はともあれいいものだ。<br>平安時代までは、花見と云えば梅であったが、<br>平安時代以降、桜になり、以来、花の代名詞である。<br>建材としても用いられ、旧家の敷居等にサクラが使われていたりする。<br>ふすまの開け閉めを繰り返しても、磨り減りが少ないそうだ。<br>また、燻製するためのスモークチップとしても有名で、<br>香りが強く、癖のある素材に適している。</p>



<p>クリ（栗）は、木よりもむしろその実が重宝されるが、<br>古来より建材としも多く用いられた。<br>よく弥生時代の住居跡が発掘される際、<br>柱の跡と運が良ければ柱そのものが出土するが、あれは概ねクリの木である。<br>クリは水湿に強く、腐りにくいのだ。建築の土台や枕木にも使用されている。</p>



<p>キリ（桐）は、恐らく日本建材で最も軽い木材だろう。<br>桐の箪笥と云えば高級品で、おばあちゃんの嫁入り道具にあったような代物だ。<br>熱伝導率が非常に小さく、発火しにくいので、<br>大切なものを収納する役目を担ったのだろう。金庫の内箱等にも用いられる。</p>



<p>ウルシ（漆）は、純粋な意味での建築建材と言えないかも知れない。<br>構造材ではなく、装飾に用いられる。<br>ウルシは、木材自体を使用するのではなく、<br>その樹皮を傷付け、流れる樹液を採取して使用する。<br>ウルシの樹液（ウルシオール）を塗り重ねて作られる漆器は,<br>英語でJapanと云われる通り、日本の伝統工芸品の頂点であろう。<br>ちなみに磁器はChinaである。</p>



<p>樹皮を傷付け、樹液を採取して使用する木材と云えば、ゴムの木がある。<br>（最近は、その木材自体も建材として使用するらしいが……）<br>樹液（ラテックス）は、つまり天然ゴムで、工業製品にも多く用いられる材料である。</p>



<p>最後に、やはり竹にも触れない訳にはいかないだろう。<br>竹は、草なのか木なのかと云う論争もあるそうだが、<br>それはさておき、竹の用途は広く、縦に走る繊維が非常に強く、<br>弾性に富んでいる為、細く割ったものを編んで土壁の素地に使用したり、<br>中空な構造を生かして、配管（パイプ）として使用したりと、<br>あらゆる場面で姿を変えて活躍する。<br>エジソンが白熱電球のフィラメントとして、京都の竹を使用したのは有名であろう。</p>



<p>そう云えば、京都の庭園によくある「ししおどし」も竹製である。<br>蹲（つくばい）の風情で個性が出せ、チョロチョロと流れる水音が心地よく、<br>澄んだカーンと云う音が凛として、<br>石、水、竹の芸術的使用方法に驚嘆するばかりだ。<br>誰が考案したものか知らないが、天才である。</p>



<p>「ししおどし」を漢字で表記すると、<br>「鹿威し」で、字の通り、鹿を威して寄せ付けなくする、<br>本来は案山子（かかし）等と同じ、害獣対策品である。<br>「獅子威し」や「猪威し」と表記するのは、間違いである。</p>



<p>伊勢神宮では二十年に一度、社殿を建て替える重要な行事があるが、<br>二百年先のヒノキ材を確保する為に、計画的に植林しているそうだ。</p>



<p>檜から竹まで、日本には多様な木材があり、<br>それらを活用する優れた技があり、豊かな文化がある。<br>願わくば、損なわれる事なく、後世に伝えたいものである。</p>The post <a href="https://midas-corporation.com/%e6%9c%a8%e6%9d%90%e3%81%ae%e8%a9%b1/">木材の話</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></content:encoded>
					
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		<title>三国志の話（蜀）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 28 Aug 2009 14:34:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>より演義に馴染みの深い日本人にとっては、「蜀」は別格である。吉川英治（よしかわ　えいじ）と横山光輝（よこやま　みつてる）の功績は、計り知れない。日本人が三国志と口にする時、恐らくは吉川三国志か横山三国志であろう。 「桃園 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>より演義に馴染みの深い日本人にとっては、「蜀」は別格である。<br>吉川英治（よしかわ　えいじ）と横山光輝（よこやま　みつてる）の功績は、<br>計り知れない。<br>日本人が三国志と口にする時、恐らくは吉川三国志か横山三国志であろう。</p>



<p>「桃園の誓い」から「五丈原」に至る大きな物語の流れは、<br>「蜀」を建国した劉備玄徳（りゅうび　げんとく）を中心に進んでいく。</p>



<p>蜀は、小国であったが、劉備の人柄に惚れ込んだ名将の宝庫である。<br>五虎将と呼ばれた<br>関羽（かんう）、張飛（ちょうひ）、趙雲（ちょううん）、黄忠（こうちゅう）、馬超（ばちょう）、<br>臥龍と呼ばれた諸葛亮、鳳雛と呼ばれた龐統、等など挙げれば切りがない。</p>



<p>「蜀」目線で書かれた物語だけに、<br>この武将たちそれぞれに名場面が用意されており、<br>作者の術中に簡単にはまってしまうのだ。</p>



<p>三国志入門には、横山三国志を強くお勧めする。<br>漫画で全六十巻と云う大作にも関わらず、<br>あまりの面白さに、寝食を忘れて読み耽ってしまうこと必定である。</p>



<p>横山光輝は、兵庫県神戸市須磨区の出身で、<br>他に『鉄人28号』や『バビル2世』、『魔法使いサリー』、『仮面の忍者　赤影』<br>と色んなジャンルの名作を残した漫画家である。</p>



<p>さて、蜀と聞いて思い浮かぶもの……、<br>うーんと、えーっと、ない！</p>



<p>魏には魏志倭人伝があり、呉には呉服があったが、<br>蜀にはこれと云って思い浮かぶものがない。<br>強いてゆうならば、饅頭であろうか。</p>



<p>饅頭は、諸葛亮が南蛮に出向いた際、<br>土地の民達が人頭を生贄に捧げる習慣があり、それを止めさせようと、<br>生地の中へ肉を詰めて、それを生贄の代わりとした事に始まるとされている。</p>



<p>ここで云う饅頭は、<br>所謂落語「まんじゅうこわい」に出てくるまんじゅうではなく、肉饅頭のことである。</p>



<p>後は、やはり蜀と云えば、人材であろうか。<br>と云って、一人一人を解説する事も出来ないので、<br>ここでは、大好きな関羽について語ろう。</p>



<p>しかし、その活躍振りは、横山三国志に任せるとして、関羽死後のお話である。</p>



<p>関羽は、三国志の登場人物の中で、珍しく神になった。<br>「関聖帝君（かんせいていくん）」と呼ばれ、<br>「関帝廟（かんていびょう）」に祀られている。</p>



<p>約束を必ず守った義理堅さから、商売の神として、商人の間で敬われたのだ。<br>算盤（そろばん）の発明者とも云われている。（本当かどうかはわからないが……）</p>



<p>「関帝廟」は、日本にもあって、有名なのは神戸南京町と横浜中華街である。<br>私は、関羽の大ファンなので、<br>行こう行こうと思いながら、一度前を通っただけである。<br>これを機会に、今度近々行ってみよう。</p>



<p>そうそう。最後にもうひとつ。<br>私の机の上には、友人のくれた関羽ガンダムが鎮座している……。</p>The post <a href="https://midas-corporation.com/%e4%b8%89%e5%9b%bd%e5%bf%97%e3%81%ae%e8%a9%b1%ef%bc%88%e8%9c%80%ef%bc%89/">三国志の話（蜀）</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></content:encoded>
					
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		<title>三国志の話（魏）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 18 Aug 2009 14:38:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>今回は有難い事に、読者の方から『三国志のはなし』をと云う要望を頂いた。はて、どんな切口で行こうかと、未だに悩み乍、書き進めてみよう。 三国と云うだけに、三国志は三つの国のお話であるが、本当の三国になるのは、三国志の中盤、 [&#8230;]</p>
The post <a href="https://midas-corporation.com/%e4%b8%89%e5%9b%bd%e5%bf%97%e3%81%ae%e8%a9%b1%ef%bc%88%e9%ad%8f%ef%bc%89/">三国志の話（魏）</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今回は有難い事に、読者の方から『三国志のはなし』をと云う要望を頂いた。<br>はて、どんな切口で行こうかと、未だに悩み乍、書き進めてみよう。</p>



<p>三国と云うだけに、三国志は三つの国のお話であるが、本当の三国になるのは、<br>三国志の中盤、名軍師・諸葛亮孔明（しょかつりょうこうめい）が<br>「天下三分の計」を持って登場して以降からである。</p>



<p>また、三国志には紛らわしい事に、<br>『三国志』と『三国志演義』と云う似て非なるものがあり、<br>前者は中国の後漢から三国時代にかけての正式な歴史書で、<br>魏（ぎ）書・呉（ご）書・蜀（しょく）書から成り、<br>後者は三国志を元に、虚実を織り込み、人民の判官贔屓感情を取り入れて、<br>巧みに作られた謂わば大長編通俗小説である。<br>マニア達は区別する為に、前者を『正史』、後者を『演義』と呼ぶ場合もある。<br>但し、『正史』は、三国志のみを指す言葉ではなく、他にも使われるので注意したい。</p>



<p>余りにも長大な物語で、こんな短文ではとても語り尽くせない。<br>要約や名場面紹介は、他の優れた案内書にお任せするとしよう。</p>



<p>ここでは、「天下三分の計」に倣って、<br>『魏』『呉』『蜀』と「コラム三分の計」で書いて行こう。</p>



<p>先ずは『魏』のお話。<br>曹操孟徳（そうそう　もうとく）が治める強大な国である。<br>『演義』では悪役にされてしまっている曹操であるが、<br>文武両道に優れた偉大な人物である。</p>



<p>魏で真っ先に思い浮かべるものは、日本で余りにも有名な『魏志倭人伝』であろう。<br>魏書の一部分で、<br>ある意味では、私達は小さい頃から三国志に馴染んでいるのである。</p>



<p>私は昔（高校生の頃）から考えている事があるのだが、<br>そのきっかけとなったのが、三国志であった。</p>



<p>現在の教育制度がどうなっているのかは詳しくないが、<br>私の頃は、日本史と世界史と云う風に、歴史を分けて教えられた。<br>その為、日本の歴史と海外の歴史を結びつけて考える習慣が希薄である。</p>



<p>例えば、日本で卑弥呼が活躍していた頃、<br>中国では既に魏志倭人伝が著されていたのである。<br>それを考える時、中国の悠久の歴史を感じる事が出来き、<br>また、三国志成立は西暦２８０年頃とされているから、<br>ヨーロッパではキリストが生まれて２８０年後、<br>ローマ帝国時代の話と云う事が出来るのである。</p>



<p>詰め込み式の学校教育に於いては、<br>残念な事に歴史の面白さを半減させていると言わざるを得ない。</p>



<p>昨今、ゆとり教育の問題が取沙汰されているが、<br>本来、勉強に「ゆとり」等不要である。<br>「ゆとり」を押し付けられた学生諸君は、実に可哀想である。</p>



<p>それでもう一つ思い出した。<br>ゆとり教育で円周率を「３」と教えたそうであるが、甚だ嘆かわしい事である。<br>アルキメデスは呆れているであろうか？<br>「３」と「３．１４」では、明らかに計算結果に違いが出るであろうに……。<br>ゆとり教育を終えた世代が我社に入社した時、<br>「３」で計算されたらどうしようと、今から心配でならない。</p>



<p>三国志の話からゆとり教育へと、大きく逸脱してしまったが、<br>魏の項はここまでとしよう。</p>The post <a href="https://midas-corporation.com/%e4%b8%89%e5%9b%bd%e5%bf%97%e3%81%ae%e8%a9%b1%ef%bc%88%e9%ad%8f%ef%bc%89/">三国志の話（魏）</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></content:encoded>
					
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		<title>焼き入れのはなし</title>
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		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Jul 2009 14:39:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>先述の鍛造の話でも少しふれたが、今回は焼き入れである。 高温に熱した刃を水により急速に冷やす事で硬化させると云った工程である。また、刀身は焼き戻され、刃に柔軟性を持たせるのである。 日本刀の切れ味もその辺の加減が関わるそ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>先述の鍛造の話でも少しふれたが、今回は焼き入れである。</p>



<p>高温に熱した刃を水により急速に冷やす事で硬化させると云った工程である。<br>また、刀身は焼き戻され、刃に柔軟性を持たせるのである。</p>



<p>日本刀の切れ味もその辺の加減が関わるそうである。<br>かの銘刀・正宗の切れ味には独特の「ねばり」があるとの事だが、<br>この「刀の切れ味」というものは刀によって千差万別である。</p>



<p>某藩の次男坊辺りが刀の切れ味に取り付かれ、<br>夜な夜な辻斬りと化すと云った話は、<br>この辺の「ねばり」を含む諸々の要因が重なり、<br>得も言われぬ切れ味に取り憑かれてしまうからなのか？</p>



<p>さて、この「ねばり」だが、他の身近な例を取ってみると「釣針」が挙げられる。<br>(あまり身近ではないか？)</p>



<p>この「ねばり」が弱いと大物が掛かった時に針を伸ばされてしまう。<br>また、「ねばり」が強すぎると今度は「硬い」感じになり、少々岩に当たったり、<br>魚を釣り続けていくと刃(？)こぼれを起こしたり、魚の口を弾いてしまったりと、<br>掛かりが悪くなることもあるそうだ。</p>



<p>そして、この「ねばり」が生む更なる効果としてスプリングバックというものがある。<br>魚に針をかける瞬間（アワセ）において竿・糸・ハリスと引かれた力が針に伝わり、<br>一瞬針が伸ばされる。転瞬、針が元の形状に復元し、<br>これに糸が引かれる力が加わることで、魚の口を貫通する力が増幅するのである。<br>これには経験がある。（まぶた、指、お尻等……）</p>



<p>ここで気になるのが「海幸山幸」のお話である。<br>いかに海幸彦が万能の針を持っていたとして、<br>山幸彦にさんざ当たりまくるというのは、どうも納得できない。<br>山幸彦の肩を持ちたくなるのは皆様如何お思いでしょう？<br>（剣をつぶして沢山の針にしてしまうんですよ！）<br>話が逸れてしまいました。</p>



<p>弊社の在所より近い場所に<br>日本の釣針製造業がひしめき合っている地域があります。<br>先人たちが試行錯誤を繰り返し山里から世界の海まで、<br>納得のいく製品を送り出しているのは、何とも素晴らしい事だと思います。</p>



<p>対象魚の数だけ針の形があり、その魚の釣法によっても針の形状が変わる。<br>また、時期や人の好みにおいても太さ、弾力など様々な特徴を持つ針が存在する。<br>釣技の上手下手やその日のコンディションによっても左右される、<br>そのような細かな配慮で、様々なラインナップが用意されているのでしょう。<br>そして、如何に計算、試行錯誤を繰り返し突き詰めた針も、<br>各々の実釣をもって判断されると云うのもまた素晴らしい。</p>



<p>製造工程、素材に因る所もありますが、その一端を担う焼き入れ。<br>皆様も思い出された折に、身の回りの物へ目を向けてみては如何でしょう？</p>



<p>と云う事は…。<br>一つの針であらゆる魚を釣ることができた海幸彦はやはり、釣名人なのか？<br>（あの針でなくては駄目だとこだわったのにも一理あるのか？）<br>いや、そう山幸彦に言い張ったのは、<br>その腕前をアピールしたいだけの釣天狗なのか？</p>



<p>謎は深まる一方です。</p>The post <a href="https://midas-corporation.com/%e7%84%bc%e3%81%8d%e5%85%a5%e3%82%8c%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%97/">焼き入れのはなし</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></content:encoded>
					
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		<title>絵画のはなし（日本画篇）</title>
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		<pubDate>Thu, 23 Jul 2009 14:40:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>今回もまた、大きな括（くく）りであるが、絵画の、特に日本画の話である。 一口に日本画と云っても様々である。明治以降の「西洋画」に対する「日本画」ならそう広義ではないかも知れないが、油絵具を使用した「西洋画」に対する、それ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>今回もまた、大きな括（くく）りであるが、絵画の、特に日本画の話である。</p>



<p>一口に日本画と云っても様々である。<br>明治以降の「西洋画」に対する「日本画」ならそう広義ではないかも知れないが、<br>油絵具を使用した「西洋画」に対する、<br>それ以前の日本の画材や画法を用いた絵画を指す「日本画」の意ならば、<br>水墨画あり、禅画あり、大和絵や絵巻物、屏風絵や襖絵、<br>または、本来、絵画ではない浮世絵に至っても（浮世絵は版画です）、<br>大きな意味での「日本画」と呼んでも強（あなが）ち間違いではなかろう。<br><br>特徴と云えば、先ずは絵具であろうか。<br>西洋画は、主に油絵具を用いるが、日本画は岩絵具を用いる。<br>油絵具はテレピン油等で溶いて使用するのに対し、<br>岩絵具は膠（にかわ）を水で溶いたものを使用する。<br>岩絵具を乳鉢で磨り潰したり、皿に取って指で潰したものに、膠水を加えるのだ。<br>岩絵具は粒子の粗さを都度調整出来るのが、油絵具との大きな違いであろう。</p>



<p>岩絵具の材料は、工業系でも馴染み深い鉱石等から産出される。<br>天然のものは非常に高価である。特に青色は高価で、<br>エジプトで有名なラピスラズリと云う宝石を砕いて用いる場合もある。<br>赤色は水銀から産出すると朱、鉛から産出すると丹と、<br>微妙な色合いの違いにそれぞれ名前を与えているのは、<br>いかにも日本人の美意識を感じる事が出来て面白い。<br>ちなみに植物由来の紅花から産出するのが紅である。</p>



<p>絵具以外にも「西洋画」との違いはある。<br>「日本画」は輪郭を墨で黒く縁取り、陰影を付けないのが伝統である。<br>それだけを取り上げると、西洋絵画の技法を学んだものからすれば、<br>恐らく禁じ手ばかりであろう。少なくとも写実でないのは明らかだ。<br>ただのっぺりと輪郭線内をベタ塗りされた下手な塗り絵の如くである。<br>しかし、それが不思議な事に、名人達の作品では、<br>描かれた全ての対象物が生きているのである。<br>想像上の龍や麒麟ですら、まざまざと眼前に浮かび上がらせてくれるのは、<br>驚愕に値するであろう。</p>



<p>そんな名人達を、私の愛して止まない日本画家をここで一気に紹介させて頂こう。</p>



<p>曾我蕭白（そが　しょうはく）<br>京都出身。<br>誰に師事したか等、謎の多い人物であるが、奇想の画家と云われ、<br>詳細な描画や技法からすれば、余りある画力は十分に理解出来るが、<br>構図やわざととしか思えない醜悪さの表現に於いて、<br>追随を許さない孤高の画家である。</p>



<p>伊藤若冲（いとう　じゃくちゅう）<br>京都出身。<br>曾我蕭白と並び称される奇想の画家である。<br>花鳥画を得意とし、「動植綵絵（さいえ）」が有名で、まさに若冲の真骨頂であろう。</p>



<p>俵屋宗達（たわらや　そうたつ）<br>京都出身。<br>「風神雷神図屏風」は余りにも有名で、恐らく知らぬ人はいないであろう。<br>その作品の知名度に比べて、人物は謎に包まれている。<br>今後の研究に期待したい。</p>



<p>尾形光琳（おがた　こうりん）<br>京都出身。<br>「紅白梅図屏風」や「燕子花（かきつばた）図屏風」は、<br>日本人なら誰しもが知っている作品であろう。<br>後に「琳派」と云われる後継者達を生む巨人である。</p>



<p>円山応挙（まるやま　おうきょ）<br>京都出身。応挙と云えば「幽霊画」であろうか。<br>幽霊に足がないのは、<br>応挙が足元を暈（ぼ）かした幽霊の絵を描いた為と云われる程である。<br>「円山派」と云われる日本画の一大流派の祖である。</p>



<p>書き連ねてみると、京都出身の画家ばかりであるが、他意はない。<br>他にも禅画の白隠や水墨画の雪舟や長谷川等伯、狩野派の永徳や探幽等、<br>枚挙に暇はないが、今回はここまでにしよう。<br>また、機会があれば、写楽、北斎、広重等についても、ふれたいと思う。</p>



<p>えっ？<br>工業系の話と何の関係があるか？って、まぁそれはそれ。コラムですから……。</p>The post <a href="https://midas-corporation.com/%e7%b5%b5%e7%94%bb%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%97%ef%bc%88%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%94%bb%e7%af%87%ef%bc%89/">絵画のはなし（日本画篇）</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></content:encoded>
					
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		<title>三国志の話（呉）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[root]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 18 Jul 2009 14:36:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>『呉』は、孫堅（そんけん）、孫策（そんさく）、孫権（そんけん）と三代で治められた中国大陸の南に位置する国である。昨今、映画で話題の「赤壁の戦い」の舞台になった場所である。あんなイケメン達が活躍したかどうかは別としても、三 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>『呉』は、孫堅（そんけん）、孫策（そんさく）、孫権（そんけん）と<br>三代で治められた中国大陸の南に位置する国である。<br>昨今、映画で話題の「赤壁の戦い」の舞台になった場所である。<br>あんなイケメン達が活躍したかどうかは別としても、三国志の山場の一つである。</p>



<p>呉の国には、どうも容姿に焦点を当てた話が多いように感じる。<br>あの映画の一応の主役であろう周瑜（しゅうゆ）は、<br>美周郎（びしゅうろう）と呼ばれて、絶世の美男だったそうだ。<br>その妻の小喬（しょうきょう）は、姉で孫策の妻の大喬（だいきょう）と、<br>二喬（にきょう）と呼ばれ、これまた絶世の美女だったそうだ。<br>前述の『魏』の曹操がどうしても二人を手に入れたいと執心だったと伝えられる。</p>



<p>美しいばかりでなく、醜い方の話も書いておこう。<br>龐統（ほうとう）は、その顔の醜さ故に取り立てられなかったそうだが、<br>しかし、諸葛亮孔明と並び称される人物で、<br>どちらかを軍師に迎えれば、天下が取れるとまで云われた。</p>



<p>後に『蜀』の劉備玄徳（りゅうび　げんとく）は、<br>どちらも迎えるが、結局天下は取れなかったが……。</p>



<p>二人は共に同じ教室で学んだ同期で、<br>その先生から、諸葛亮は臥龍（がりゅう）、龐統は雛鳳（すうほう）と呼ばれた。<br>中国古典に限らず、日本古典等のこの様な表現、<br>喩え（たとえ）と云おうか、比喩（ひゆ）と云おうかは、実に素晴らしいものである。</p>



<p>ちなみに、臥龍とは天に昇る機会を待ち、文字通り淵に臥（ふ）せる龍の事であり、<br>雛鳳とは鳳凰（ほうおう）の雛（ひな）の事である。</p>



<p>ついでに、龍も鳳凰も想像上の生物で、<br>龍は、角は鹿、頭は駱駝（らくだ）、眼は鬼或いは兎、体は大蛇、<br>腹は蜃（しん）、つまり蛟（みずち）の事、背中は鯉、爪は鷹、掌は虎、<br>耳は牛に似るとされている。<br>蜃も想像上の生物で、<br>「蜃気楼」の蜃であり、蜃の吐息（気）が楼閣になると云われている。</p>



<p>また、龍には八十一枚の鱗があり、<br>喉下（のどもと）に一枚だけ逆さまに鱗があるとされる。<br>これが所謂「逆鱗（げきりん）」である。<br>龍はこの鱗に触れられるのを嫌うとされ、これに触れると即座に殺されると云う。<br>古来中国では皇帝を龍になぞらえた。<br>故に皇帝の怒りに触れる事を「逆鱗に触れる」と云うのである。</p>



<p>鳳凰は、容姿は孔雀と鶏に似るとされ、五色に輝き五音の声を持つと云う。<br>「鳳」は雄で「凰」は雌を意味する。<br>金閣寺の天辺（てっぺん）のあの鳥である。</p>



<p>さてあまりに前置きが長くなってしまったが、<br>呉と聞いて思い浮かべるものは何であろうか？</p>



<p>この「呉」の文字を見るとわかるかも知れないが、「呉服」である。</p>



<p>今はあまり「呉服」とは云わない事が多いが、つまり日本の着物、和服の事である。<br>本来は、呉から伝わった絹織物の事を呉服と呼んだらしい。</p>



<p>現在でも所謂着物を商う店の事を呉服屋と呼ぶが、<br>元々は絹製品を扱う店を特に呉服屋と呼んだそうだ。</p>



<p>この季節、浴衣で夕涼みなんて云うのも乙（おつ）なものである。</p>The post <a href="https://midas-corporation.com/%e4%b8%89%e5%9b%bd%e5%bf%97%e3%81%ae%e8%a9%b1%ef%bc%88%e5%91%89%ef%bc%89/">三国志の話（呉）</a> first appeared on <a href="https://midas-corporation.com">株式会社マイダスコーポレーション</a>.]]></content:encoded>
					
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